日韓戦というのは、先日のような試合になるのが稀で、1点を争うゲームであるのが基本なのでしょう。
キム・グァンヒョンは一応攻略したというか、自滅させましたけど、他の投手に対しての攻略まで余裕がなかったか、いつも思うことですが、打撃陣の工夫がないというか、どのように手を打って行くかわからないまま時間が過ぎ去っていく/なにもさせてもらえないまま追い詰められる、という印象が、今日の試合にもありました。
確かにあんなジョンボンジュンみたいなサイズの投手は日本にはいませんし、左で140キロ台後半の速球のコントロールがすさまじいリュヒョンジンタイプも滅多にお目にかかりません。打者の多くが、気持ちで負けないようにと打席に立っていても力で弾き飛ばされるような感じにも見えました。
投手陣はちょっと四球が多いかな、と、思いましたけど、総じてよく投げたと思います。ただ、打線に活路を見出すまで時間がかかるような試合では、結果的に致命傷となるきっかけとなってしまいますね。それでも0-1の負けは投手の責任にはできません。
攻撃陣に工夫はできなかったか、というところで問題になるのが8回の1死1塁、中島のところでしょう。
選択としてはありでしょう。しかし結果として得点を取るところまで至りませんでした。まああの後青木がヒットで出て一番いい形ではイチローが帰ってきて同点となって、さらに畳み掛けられるか、というとそれも疑問がありましたけど。何とか1・2塁または1・3塁の形を作るよう揺さぶる作戦ができればよかったですよね。
投手陣は相手の拙走にも助けられた部分はありますがなんだかんだで抑えていました。
打線は、今しばらく目覚めるまで時間がかかりそうな選手がいろいろいるようです。
今日は力負け・自分のペースで打席に立たせてもらえていなかった、そんなところが目立ったように思います。
テレ朝のアナウンサーは藤川が出てくるとロスの決勝のマウンドに立っているのは藤川、おそらくそのマウンドに立っているでしょう藤川といつも言います、デフェンディングチャンピオンだの、他チームあんまりやる気なさそうだからとか、バカに浮かれているようで、まあ景気の悪い今日この頃、野球で世界を明るくしようとか思ってるかもしれませんが、そんなに簡単に決勝にいけるほど世の中甘くないですよ。
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