3連敗で迎えた対ライオンズ3連戦最終戦、一歩間違うと急速潜行もありうるこの試合、先発はサブマリン俊介。ライオンズは西口。
かつて日曜の俊介といえば2桁得点の大援護が期待された年があったが、今日の援護はそれ以来かな。
投打のリズムがマリーンズ側にがっちりかみ合ったこの試合、俊介が少ない投球数でライオンズ打線を打ちとって行けば打線は2回以降毎回のように得点を重ねる。圧巻は6回の8連打。なんだか打てば必ずヒットになってしまうマジックがかかったかのようなイニング。
この3試合、打線は打ちまくって打ちまくって6点10点16点の合計32点取りまくった。
これで投手さえ今日の俊介のように、と行けば完璧だったかもしれないが、なんと今日の試合でマリーンズの得失点は、得点440点、失点435点と黒字に変換。92試合消化は両リーグ通じて一番の消化数ではあるが、得点は両リーグ通じて1番になっている(1試合あたりの得点を出すとまだライオンズのほうが上だけど)。また打率はパリーグ1番、タイガースの次の2番目だ。ただし防御率はベイスターズが下にいるだけの両リーグで11位というのはもう少し改善できるかというところ。
まあ得失点差だけ見ても今年のパリーグは読みきれない(マイナス19のファイターズが2位で、プラス51のイーグルスが5位とか)。何が決め手になって順位が固まっていくのか、流動的なまま9月までもつれていくのか、収束点が全く見えてこない。
とりあえず2日続けて暑い夏の午後に打ちまくった代償を少なくするためにも、選手はゆっくり休んでもらいたいものです。次は北の大地だから、下手すると体調おかしくする選手も出てくるかもしれないし。
PR