昨日、長野との入団挨拶をしたマリーンズフロント、前回ボビーの挨拶時は長野は席に着かなかったから、マリーンズ関係者とは初回顔合わせになるでしょうか。
その様子としては、去年のファイターズとの交渉と似たり寄ったりなのかな。
報道的には巨人愛を貫く長野が悩んでます、断るでしょう、っぽいニュアンスのように見えます。
長野ホンダ残留 初交渉もロッテ入団拒否へ(スポニチ)ロッテでプレーする姿が想像できるかと問われると「いや、まだ」。巨人への思いや、2年前との心境の違いなどの質問には「どうですかね」と言葉を濁した。交渉でも口数少なく受け身の姿勢。
10月30日のドラフト当日はバレンタイン監督の指名あいさつに同席しなかった長野だが、入団に前向きな姿勢を示していた時期はあった。しかし、ここにきて巨人入りを熱望する気持ちが再び強くなっている様子はありありだ。ホンダ・安藤監督は「2年前に日本ハムさんにお断りして、彼は(巨人入りの)夢を持って入ってきた。ずっと夢に向かってどうしていくかを考えていた」と気持ちを代弁。
ある部分は記者、書き手の推測や脚色も混ざってるんでしょうけど、次回の交渉では答えをお伝えする、ホンダの次年度始動が12月8日ということで、そこまでの間に次の交渉が設定されるものと思われますが、引用した部分だけ読むと、なんだかそこまで夢を持ってるんなら、夢貫いてみたら、という感想しか出てこないんですよね。周囲の野球関係者も巨人に行きたいという長野の夢かなえたい応援団が多いようだし。
昨年ファイターズに指名されて、巨人行きたいんで、ということで断って、今年マリーンズに入るというのは、この人の場合は筋が通らない行動という風に思うかな。
最近は指名された球団に入る流れというのが主流で、こういうケースは珍しくなったように思います。
ただまあ、入るか入らないかは指名された側が決めることでもあるから、断ってもいいわけで、どっちの結論を出してもかまいません。
マリーンズでがんばりたい、指名された球団でがんばりたい、という選手に来て欲しい、というのが個人的な感想です。長野選手がこの後マリーンズに世話になるというなら、それはそういう気持ちがあるからこそ、と思います。
どことなく不器用な一面も垣間見せる長野選手、社会人選手権でひと段落着いて、これから、という部分はあると思いますけど、いろいろな人間の意見に振り回されることなく、答えを出してもらいたいものです。
また、「巨人に行きたい」という強い思いがあるなら、なんでそこまで巨人巨人言うのか、その想いもあわせて説明して欲しいものですね。
「ただ単に巨人に入りたい」だけのか、それとも「どうしてもプロ1年目から巨人で野球がやりたい」のか、気持ちがよく伝わらないと損しますから。
あと指名されて交渉時の報道陣の応答が歯切れが悪いように思えます。これはマスコミ報道の読み方を自分が間違えてるかも知れませんが、歯切れが悪くなる気持ちもわかりますけど、もう少しはっきり言ってみたら、って言いたくなります。
これでは周囲を含めて、何か別の事情を「夢」という言葉で包んでるんじゃないかってかんぐる気も起きてもしょうがないです。
PR