シーズンも残すところセリーグのクライマックスステージと日本シリーズ、アジアシリーズだけになりました。今現在も試合をしている、試合が残っているチームはGiants・Dragons・Lionsの3チームだけ。
他の9球団はドラフトやFA資格選手の動向が気になる季節に入っています。
マリーンズは今年は9選手がFA資格があって、特に橋本、清水直の動向はシーズン中からタイガースが何とかとか、ホークスがどうしたとか、まあいろいろ話が出ていて騒がしかったですね。
ところでここに来て小野投手やサブロー選手もなにやら悩んでいる模様だというような報道もあります。
まあマスコミ報道、できるだけ揺らめく気持ちで先行き不安を煽るように書くのもテクニック(あまり気に入らないけど)だとは思いますが、他球団のFA選手の記事をいろいろ読み比べてみると、他球団の話も、という記事が出ているのは何となくマリーンズとベイスターズだけのように見えるんですね。
確かにせっかく取ったFA資格、他球団で興味を示しているところがあれば、話を聞いてみたい、これは当然の気持ちの流れでしょう。自分のこれからの野球キャリアを考えながら、しっかりとした答えを出したい、家族の意見と、今の自分の役割が自分として納得の行くものかどうか、指揮官と話をして自分なりに答えを出したい。いずれも真面目で、誠実な態度だと思います。
昨日、清水直行投手が球団側と交渉をした報道がありましたが、あんまり芳しくない結末で話し合いが終わったような記事内容でした。
直行投手のブログからは「交渉が自分の期待とかけ離れていた」「今回は今回、次回は次回として考えたい」といった内容が読み取れたように思いますし、来年はマリーンズの清水直行として投げたいような気持ちがあるように感じたんですが、このまま平行線で、違う環境を求めて出て行っちゃうとかもあるのかなあ、とも。
思えば2005年日本一になったメンバー、その当時の選手が、この3年間で結構引退や移籍をしています。
そうしてできた穴は、新しい戦力で補って、また新しい勝つ形を作るのはそれはちょっと時間がかかるかもしれませんが、いずれは埋まったりするものでしょう。しかしそれにしても日本一メンバーが次々に抜けていくのは、チームの伝統をさえ壊してしまうのではないかと思います。
いやマリーンズはもともと全然違う伝統、チームカラーがあって、あの日本一がちょっとしたハプニングだったんだ、というのであればそれはそれで、なんですけどね。
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