試合はイーグルスが点を取った次の回に点を返し、途中で一旦逆転したものの、追いつかれ、突き放すという展開でした。
2回、大松が多分堀・福浦以来の(たしかそうだったよね)日本人野手20号で同点に。
試合の前半は大松が打点を稼ぐ。そろそろ不調からも脱却の兆しなのか、明日以降の打棒にも期待したいですね
6回、無死1・2塁で里崎。ここで初球を送りバント。今江に対して何となく勝負避け気味に見えた四球の後、里崎が送って大松。大松敬遠で満塁でのサブロー。こういった場面でのサブローには、女神がチャンスをあげることが時々ありますよね。うまい打撃で、ボールをスタンドまで飛ばしてくれました。
こうなれば成瀬もしっかりリズムに乗って試合のペースを完全にこっちに持ってきて欲しいところでしたが、6回もピリッとせず、小宮山に後を託して降板。コミさんは何事もなかったかのようにピンチを切り抜けました。
6−4で試合は終わらせなければいけない、そんな試合にも思えたのですが、9回ランナーひとり置いて、セギノールの8度目の両打席本塁打で試合は振り出しに。戻ってきたセギノール、なんだか良く打っているように見えます。
3時間半を過ぎてから延長戦にお付き合いさせる両チーム。決着は意外な形でつきました。
10回、里崎四球のあと、大塚犠牲バント。ここで今日のヒーローインタビュー、サブローは粘りに粘って10球目をレフト前に。里崎が2塁を回ったところで一旦2塁に戻ってまた3塁に行く走塁を見せ、ランナー1・3塁になったのが、果たしてこの結果を呼んだのか。ズレータ、2−3からの6球目を見逃し三振、この投球、サブローが走っていて、嶋はセカンドに送球したものの、連携が送球が中途半端で、送球はセンターに抜けて行き、三塁から里崎ホームイン。続く早川が3塁打でサブローもホームインして再び2点差。まるで荻野に2点差を守る追試をさせているような、あるいは失敗を取り返すチャンスを与えてもらったような8−6の10回裏、ここでは荻野はしっかり2点差を守りきって今季5勝目。
意外と勝ってるんだね。
ただまあ正直、勝ち投手成瀬、セーブ荻野、としないといけない試合でした。
明日は13時から、宏之と片山の先発です。
今年の8月最後の試合、勝って、「戦い、最終章」へとなだれ込みたいところ。
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