ロッテの新人合同自主トレーニングが10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、新人12選手がランニングやキャッチボールなどで汗を流した。
練習場には昨年13勝を挙げた清水直行投手やベテランの小宮山悟投手も自主トレで訪れ、新人選手たちの練習に熱がこもった。清水は新人たちを前に「まずは背番号で君たちを覚えたい。覚えてほしければ、早く一軍に上がって来い」と激励。ドラフト1位の木村雄太投手は「近寄り難い雰囲気があったが、優しく声を掛けてくれた」と目を輝かせた。
ロッテは10日、さいたま市のロッテ浦和球場で新人合同自主トレーニングを開始し、ドラフト1位入団の木村雄太投手(23=東京ガス)は「開幕1軍を目指し、しっかりこなしていきたい」とまずはキャンプでの1軍メンバー入りに意欲を示した。
この日のメニューでは「ランニングはきつかった」そうだが、キャッチボールでは長身からの球筋に素質の片りんを見せた。自主トレで居合わせた東京ガスの先輩、小林雅(インディアンス)とも対面し「(小林雅のように)なれるよう頑張りたい」と意気込んだ。
巨人が駐米国際スカウトとして広島、ロッテなどでプレーしたネイサン・ミンチー氏(39)と契約することが9日、分かった。同氏は昨年までインディアンスの日本担当国際スカウトを務めていた。
現役時代は2メートル3の長身を生かし、日本通算74勝を挙げた右腕。ロッテ時代の01年には最優秀防御率のタイトルを獲得し、外国人投手初の両リーグ2ケタ勝利を達成した。04年に現役引退し、07年からイ軍スカウトに就任。昨オフにはかつてチームメートだった小林の獲得に成功した。巨人では大リーグの中地区と西地区を担当。東地区は柏田駐米国際スカウトが引き続き担当する予定だ。
ロッテがフィリーズを退団した井口資仁内野手(34)にミスターロッテの象徴である背番号「6」を用意することが分かった。瀬戸山球団社長は8日、那覇空港で「井口本人には(7日の)交渉で空番号を伝えているので、本人がその中から選べばいい」と話し、石川副球団代表も「本人の希望に添う形になるが、6は候補になる。井口にとっては高校時代以来になるだろう」と話した。
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さらに米国の永住権を持つ井口ならではの待遇も認めた。永住権を持ち続けるために年に1回は渡米しなければいけない事情を井口から聞かされ、オフの期間は米国に滞在することを了承した。瀬戸山社長は「井口はオフのファンサービスを気にしていたが、永住権とお嬢さんに英語教育を受けさせたい意向があるということなので、それについては問題ないと話した」。
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最大級の誠意を示された井口は、国内ではロッテが最有力という状況だ。今後は興味を示しているメジャー2球団の具体的な条件提示を待つことになる。瀬戸山社長は「あとは井口が決めること。20日くらいまでには決めてほしいと話した」と、獲得に自信を深めていた。
ロッテからのドラフト指名を断り、ホンダ残留を決めた長野久義外野手(24)が、いきなり試練に見舞われた。8日、09年の初練習を埼玉・川越市の笠幡球場で行ったが、チームが昨年まで石垣島や徳之島で行ってきた春季キャンプを今年は自粛することが分かった。世界的不況に苦しむ自動車業界で、ホンダはF1からも撤退している。安藤強監督は「会社からは行ってもいいとは言っていただいたんですが、今年は自粛することにしました」と社会情勢をみて苦渋の決断を下した。